「ストウブとルクルーゼ、どっちを買えばいいの?」
この質問、本当によく聞かれます。
どちらも鋳物ホーロー鍋の代名詞で、
値段もそれなりにするから、失敗したくないんですよね!
インターネットで調べても「どちらも良い鍋です」
という曖昧な答えばかりで、結局どっちを買えばいいのかわからない…
そんな経験をした方も多いのではないでしょうか。
私はフランスで料理の修業をしていた頃から、
この2つの鍋を使い続けています。プロの現場で毎日使い
、自宅でも使い込んできた経験から、正直な本音をお伝えします。
結論:迷っているなら、9割の人にはストウブをおすすめします
料理のクオリティを上げたいなら、答えはストウブです。
これが私の結論です。
もちろん「絶対にルクルーゼが合う人」もいます。後ほど詳しく説明しますが、
まずはなぜそう言えるのかをご説明します。
一目でわかる比較表
| 比較項目 | ストウブ | ルクルーゼ |
|---|---|---|
| 内側の素材 | 黒マット(ブラックマット加工) | ホーロー(クリーム色) |
| 蓋の構造 | ピコ(突起)あり ◎ | 突起なし △ |
| 重さ(20cm) | 約3.1kg(重め) | 約3.1kg(同程度) |
| 価格帯(20cm) | 約2.5〜3.5万円 | 約2.8〜3.8万円 |
| プロの厨房での使用 | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
| 使いやすさ(初心者) | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| 見た目・インテリア性 | ★★★★☆(シック) | ★★★★★(カラフル) |
| 汚れの見えやすさ | 黒いので目立ちにくい ◎ | 白っぽいので目立つ △ |
| おすすめ用途 | 煮込み・無水調理・ご飯 | スープ・デザート・テーブル映え |
ストウブを5年使って感じたこと
蓋の「ピコ」が料理を変える
ストウブ最大の特徴は、蓋の裏側についた無数の小さな突起「ピコ」です。
これが食材から出た蒸気を水滴に変え、均一に食材に降り注いでくれます。
実はこれ、最初は何のためにあるのか知りませんでした💦
ピコの存在は、その「蒸気の循環」を家庭でも実現してくれます。
食材の旨みを逃さず、しかも素材が硬くならない──これがストウブの真価です。
黒マット加工の実力
内側の黒マット加工(ブラックマット)は、使えば使うほど油が馴染んで育っていきます。
最初は少し焦げ付きを感じる方もいますが、3〜4回使えば自然とノンスティック性が増してきます。
また、黒いので醤油やスパイスの色移りが気になりません。
フレンチの煮込みで赤ワインやトマトを使っても、翌日ピカピカに戻ります。
まさに驚き!
無水調理との相性が抜群
密閉性が高いため、水を加えなくても食材の水分だけで調理できます。
野菜をそのまま蒸すと、甘みが凝縮されて素材本来の美味しさが際立ちます。
フレンチのシンプルな野菜料理に特に向いています。
「ストウブで作ったご飯は別格」という声をよく聞きますが、
これも蒸気循環の効果です。ご飯一粒一粒に水分が均一に行き渡るため、
ふっくら甘い仕上がりになります。
日本人なら家で絶対やってみて欲しいです!
ルクルーゼを使って感じたこと
軽やかな使い心地と明るいカラー展開
ルクルーゼの内側はクリーム色のホーロー加工です。
調理中に食材の色や状態が見やすく、「今どんな状態か」が一目でわかります。
料理初心者の方にとって、この「見えやすさ」は大きな安心感につながります。
見えないと不安ですよね?
また、カラー展開の豊富さはルクルーゼの圧勝かも!
オレンジ、チェリーレッド、マルセイユブルーなど鮮やかな色が揃い、
キッチンに置いておくだけで気分が上がります。
テーブルにそのまま出してもサマになる存在感!
スープやシチューには使いやすい
ルクルーゼの内側は比較的スムーズで、
汚れが落としやすいのも特徴です。
特にポタージュやポトフのように水分が多い料理では、
この特性が活きます。食材がこびりつきにくく、毎日のお手入れが楽なのは嬉しいポイントです。
ルクルーゼの正直なデメリット
プロの視点で言うと、ルクルーゼの蓋はストウブのピコほど蒸気循環の設計が精緻ではありません。
長時間の煮込みでは、フタの隙間から蒸気が逃げやすいと感じることがあります。
調理中に「なんか水っぽくなるな」と感じる原因の一つがここにあります。
また、クリーム色の内側は長年使うと茶色いシミが蓄積していきます。
重曹などで落ちますが、気になる方は定期的なお手入れが必要です。
めんどくさがりさんは大変かも!
あなたにはどっちが合う?
ストウブをおすすめする人
- 煮込み料理(ブフ・ブルギニョン、ポトフ、カレーなど)をよく作る
- 素材の旨みを最大限に引き出したい
- お手入れの手間を減らしたい(汚れが目立ちにくい)
- ご飯も炊きたい
- プロの現場に近い調理道具を使いたい
- シックなデザインが好き
ルクルーゼをおすすめする人
- 料理初心者で、食材の状態を目で確認しながら作りたい
- スープやシチューなど水分多めの料理が中心
- カラフルでインテリアにもなる鍋が欲しい
- テーブルにそのまま出してオシャレに見せたい
- プレゼント・ギフト用途(鮮やかな色で喜ばれる)
よくある質問
Q. 20cmと22cm、どっちのサイズがいい?
1〜2人なら20cm、2〜4人なら22cmが目安です。
ただし、「ちょっと大きいかな」というサイズを選ぶ方が使い勝手は良いです。
私は一人暮らし時代も22cmを使っていました。
大は小を兼ねますが、重さも増えるので腕力に自信のない方は20cmでも十分です。
Q. 最初に買うならどちらの色がいい?
ストウブならブラック(黒)が鉄板です。どんな料理にも合い、飽きがきません。
ルクルーゼならオレンジが定番ですが、
使っているうちに好みが変わりやすいので、直感で選んで大丈夫です。
Q. IH対応かどうか確認すべき?
現行品はストウブ・ルクルーゼともにIH対応です。
ただし古い並行輸入品や中古品はIH非対応の場合があるため、
「日本正規販売品」の表記があるものを選ぶと安心です。
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ストウブ ピコ ココット ラウンド 20cm(ブラック) — 最もスタンダードな定番色。プロも愛用する本格仕様。はじめてのストウブに迷ったらこれ。
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ストウブ ピコ ココット ラウンド 22cm(グレナディンレッド) — 2〜4人家族ならこのサイズ。グレナディンレッドは渋い赤でキッチンに映える。
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ルクルーゼ ココット ロンド 20cm(オレンジ) — ルクルーゼといえばこのオレンジ。テーブルに出したときの存在感は抜群。料理初心者にも扱いやすい内側設計。
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ルクルーゼ ココット ロンド 22cm(オレンジ) — カレーやシチューをたっぷり作るなら22cm。ルクルーゼのオレンジはプレゼントにも人気。
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まとめ:プロが出す答えはシンプルです
改めて結論をお伝えします。
- 「料理の腕を上げたい・本格的な煮込みを作りたい」→ ストウブ
- 「初心者・スープ中心・テーブル映え重視・プレゼント」→ ルクルーゼ
どちらも「一生もの」の鍋です。正しく使えば20年、30年と使い続けられます。
どちらを選んでも後悔はしません。
でも「どちらでも同じ」ではありません。
あなたが作りたい料理に合った鍋を選ぶことが、最も大切な判断基準です。

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