今日のテーマはなぜ松茸は高いのか?
そんなテーマで書いていきますね。
皆さんはこの時期にしかない松茸食べていますか?
おそらく日常的には食べていない方の方が多いと思います。
やっぱりその理由としては価格ですよね ?
デパ地下とかで売っていますが、
3本とかでも5000~1万円くらいしませんか?
なかなか買うのは勇気がいりますよね?
最近、僕もスーパーに行った時に見たんですが、
やっぱり国産のものはなかなかお高い……。
そこで今日はじゃあなんで高いのか?
そこを今日はお話しようかと思います。
結論から言うと、
需要のわりに、生産量が少ないから、
そして人口で栽培が出来ないからなんです!
ひと昔前、僕はいま35才なんですが、
昔は松茸はたくさん生えており、
よく子供がままごとの遊び材料として松茸が使われるほど沢山ありました。
年代で言うと戦前の事ですね。
じゃあなんでいきなり少なくなったのか?
そもそも松茸はアカマツと共に山で共生しています。
アカマツがないと生えてこないということでもあります。
じゃあアカマツはどんなところに生えるのか?
これは痩せた土地、要は荒れ果てたところに生えています。
そこで少しさかのぼって頂いて、
今から200年くらい前 江戸時代の山を見てみましょう。
江戸時代ってほとんどの家が木造でしたよね?
今みたいに鉄筋の家はありません。
そこで江戸時代の人たちは木造の家だったり、
調理器具や農業の為の道具を全て木材で作っていました.
そうすると山の木はどんどん無くなって、
山の土壌は栄養分を失ってしまいますよね.
まさに荒れ果てた土地が好きなアカマツには最適な場所ってことですね1
荒れ果てた山の方が、松茸の生育にはぴったりということです.
では今の日本の山々はどうでしょう?
山には木や草も溢れていて、栄養はたっぷりですよね?
そのためにアカマツが育つことが難しくなってしまったと!
でもそのことって、逆に考えると地球には優しいんですよね。
山に木々があふれて豊かな森が再生したってことですから。
松茸は高くて日常的に購入は難しいですが、
それは地球環境的にはいいことってことですよね。
そこで松茸も、人口で栽培することを研究してくれているのですが、
なかなか難しいということですね .
いつか安定的に供給されるのを待つばかりですね.
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