フランス料理に欠かせない「バター」の使い方をマスターしよう!
フランス料理といえば、
バターの風味が料理に深みとコクを与えるイメージが強いですよね。
バターは単なる油脂ではなく、
料理に欠かせない重要な役割を担っています。
この記事では、
フランス料理におけるバターの使い方、
料理をワンランクアップさせるテクニック
について解説します。
バターの使い方3選
- 肉が焼き上がる直前に入れて最高に!
- スープの中に入れて旨みがアップ!
- バターの焦がし加減がポイント
肉が焼き上がる直前に入れて最高に!
これは三つ星レストラン、
ジョエルロブションで働いていた人に教わった方法です。
例えば牛肉のステーキ。
焼き上がる直前にバターを入れて、
肉全体が、
バターの泡にからまるようしましょう。
量はスプーン一杯分(約15g)くらいで充分です。
そうする事でバターの香りが肉にまとわりついて、香り豊かなステーキに仕上がります!
※最初からバターで焼くと、
焦げる可能性があるので、あまりおすすめしません。
よければ動画もご覧くださいね。
【最高に美味しい牛フィレ肉】家庭でもプロが焼くように仕上げる方法
スープの中に入れて旨みがアップ
このテクニックは
野菜の温かいポタージュ系のスープにおすすめな方法です。
カリフラワーや、コーン、
じゃがいもなどのスープを作る際、
仕上げに30gくらい入れてみてください。
野菜の旨みとバターの香りの相乗効果で
コクもあり最高に美味しいスープの出来上がりです!
バターの焦がし加減がポイント
フランス料理では、バターの焦がし加減が重要な要素です。
火加減によって、異なる風味を楽しめます。
よく聞くムニエルもバターがないと
うまくいかない調理法です。
フランスでは焦がしバターのことを
ブール ノワゼット(Beurre Noisette)と言います。
中火でバターを加熱し、ナッツのような香ばしい香りが出るまで焦がしたものです。
魚料理やソースに使うと、豊かな風味が加わります。
こちらの動画をご覧頂けると、
バターを焦がす重要性がわかるはずです。
食べないと冬が越せない【カスベのムニエル】
バターの種類と風味の違い
フランス料理でよく使われるバターには、
無塩バター(Beurre Doux) と
有塩バター(Beurre Demi-Sel)
の2種類があります。
無塩バターは料理の味付けをコントロールしやすく、
有塩バターは塩味が料理にアクセントを与えます。
フランスでは、この有塩バターに
焼いたバゲットがあればそれだけで旨いです!
4. バターを使ったフランス料理の例
• キッシュ
キッシュのパイ生地にはバターが欠かせません。
バターの割合が高い生地は、
サクサクした食感と濃厚な風味を作り出します。
フランスの春をお祝いするお惣菜【キッシュロレーヌ】
• グラタン
ベシャメルソースにバターを加えることで、なめらかでリッチな味わいが楽しめます。
まとめ
フランス料理におけるバターの使い方には、
細かいテクニックと知識が必要です。
しかし、基本の使い方を理解し、
適切な量と加減を意識することで、
家庭でも本格的なフランス料理を楽しむことができます。
バターの力で、
ワンランク上の料理を目指してみましょう!
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