「フレンチのソースって難しそう…」
そう思っていませんか?
実は、シャルキュティエールソースはフランスのビストロで長く愛されてきた定番ソースのひとつ。
ピクルスと白ワインの酸味、バターのコク——この組み合わせが豚肉と驚くほどよく合います。
しかも、特別な材料は一切不要。家庭のキッチンで、今日から再現できます。
フレンチシェフとして長年ビストロで働いてきた私が、家庭向けにアレンジした本格レシピをご紹介します。
シャルキュティエールソースとは?
「Sauce Charcutière(ソース・シャルキュティエール)」は、
フランス語で「豚肉料理人のソース」という意味を持つ、
豚肉専用に考案されたクラシックなソースです。
ビストロでは豚のコートレット(骨付きロース)やポークチョップに添えることが多く、
その酸味と旨みのバランスが肉の脂をさっぱりと引き立ててくれます。
今回は家庭でも手に入りやすい豚肩ロースを使い、春野菜の付け合わせとともに仕上げます。
材料(約2人分)
メイン
- 豚肩ロース 150g × 2枚
- オリーブオイル 適量
- 塩 適量
シャルキュティエールソース
- 新玉ねぎ 大さじ3(みじん切り)
- ピクルス(コルニッション) 大さじ2(みじん切り)
- ミニトマト 5個(半割り)
- チキンブイヨン 200cc(顆粒でもOK)
- 白ワイン 大さじ3
- バター 30g
付け合わせ
- 春キャベツ 適量(芯をつけたままくし形切り)
- パセリのみじん切り 適量
作り方
① 豚肉を焼く
豚肩ロースは冷蔵庫から出して常温に戻しておきます(15〜20分が目安)
焼く直前に両面に塩をふります。
そして薄力粉も全体に!
フライパンにオリーブオイルを熱し、中火で豚肉を焼きます。
片面にしっかり焼き色がついてから裏返すのがポイント。触りすぎず、じっくり待ちましょう。
両面に焼き色がついたら取り出し、 付け合わせの春キャベツを焼く
同じフライパンで春キャベツのくし形切りを焼きます。
芯をつけたまま切ることで形が崩れず、断面に香ばしい焼き色がつきます。
塩をふって中火でじっくり両面を焼いてください。
そこにチキンブイヨンを投入し、フタをして5分くらい煮込みます。
③ ソースを作る
新玉ねぎ、ピクルス、ミニトマト、白ワインを加えます。
豚肉を戻しいれ、
少し煮てソースにとろみと酸味をなじませます。
火を止めてからバターを加え、
フライパンを揺らしながらソースに溶かし込みます(モンテ・オ・ブール)。これでソースにつやとコクが加わります。
④ 仕上げ・盛り付け
に盛り付け、春キャベツを添えてパセリのみじん切りを散らしたら完成です。
プロが教える3つのポイント
① 肉は常温に戻してから焼く
冷たいまま焼くと中心に火が通りにくく、外だけ焦げてしまいます。焼く前に必ず常温に戻しましょう。
② バターは火を止めてから加える
沸騰した状態でバターを入れると分離してしまいます。必ず火を止めてからゆっくり溶かすのがフレンチの基本です。
よくある質問
Q. ピクルスはどんなものを使えばいいですか?
フランスでは「コルニッション」という小さなきゅうりのピクルスを使います。
日本ではスーパーで売っているきゅうりのピクルスで代用できます。
酸味の強いものの方がソースにキレが出ておすすめです。
Q. 白ワインは料理用でもいいですか?
飲めるワインを使うのがベストですが、料理用ワインでも問題ありません。
ただし、塩分が含まれているものは塩加減に注意してください。
Q. 豚肩ロース以外の部位でも作れますか?
もも肉やロース肉でも作れます。
脂身が適度にある部位の方がソースとの相性が良く、ジューシーに仕上がります。
まとめ:「難しそう」は思い込み。今日から作れます
シャルキュティエールソースは、名前は難しそうでも手順はとてもシンプルです。
ポイントは「肉を休ませること」「バターは火を止めてから加えること」の2つだけ。この2つを守るだけで、家庭のキッチンがビストロに変わります。
ぜひ週末の一品に、試してみてください。
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