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そら豆の薄皮、剥く?剥かない?|フレンチの答え

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スーパーで山積みのそら豆を見て、「今が旬だ!今がチャンス」

旬の食材はなぜか心がウキウキする!――そんな経験、ありますよね?

でも衝撃な事実!

そら豆の薄皮、剥かないで食べる人がいた!

実家で食べていた時も剥いて食べていたので、薄皮を剥くのは通常かと思ってました。

ちょっと深掘りしていきましょう!

目次

家庭のそら豆は薄皮を剥いたら劇的に味が変わる?

日本の家庭では皮を剥かない家庭が少なくないそうです!

スーパーやレシピサイトでは「薄皮ごと食べられます」と書かれていますし、実際に食べられはします。でも、フランスをはじめヨーロッパの料理人にとっては、そら豆の薄皮を剥かないという発想自体がほぼ存在しません。なぜなら、薄皮があるかないかで、口に入れた瞬間の甘さ・なめらかさ・香りが、全くの別物になるからです。

「面倒だから剥かない」のは、そら豆の本来の味の8割を捨てているのと同じ。これは大袈裟ではなく、本当の話です。

料理は、面倒なひと手間の中にこそ”ご馳走”が宿っています。

そら豆が残念になる3つの原因

原因1:莢から早く出しすぎる

買ってきてすぐ莢から全部出し、ザルに置いておく――これがそら豆の甘みを抜く一番の原因です。そら豆は莢の中で呼吸しながら水分と甘みを保っています。莢から出した瞬間から急速に乾燥が始まり、糖が分解されていくのです。

「下準備として全部出しておこう」が、実は致命的なミスだったりします。

原因2:薄皮を剥かずに出す

茹でた後の薄皮には、独特の青臭さと、舌に残る皮の繊維感があります。「そら豆って、なんかモサっとして好きじゃない」と言う人の多くは、実は豆そのものではなく、薄皮の食感が苦手なんです。

薄皮を剥いた中身は、驚くほど鮮やかな緑色で、舌の上でほろっと崩れる滑らかさ。同じそら豆とは思えないほど別物になります。

原因3:火を入れすぎ&冷ましすぎ

3分も4分も茹でて、そのまま冷水にずっと浸けて――これではそら豆の繊細な甘みは飛んでしまいます。フランス料理では、2分茹でて、氷水に30秒だけが基本です。

失敗の9割は、火を入れる前と、火を止めた後の扱いで決まります。

フレンチ流:そら豆を”ご馳走”に変える3ステップ

ステップ1:莢から出すのは”茹でる直前”

そら豆は調理する直前まで莢ごとキープ。これだけで甘みと水分が段違いに残ります。莢ごと冷蔵庫の野菜室に入れておけば、購入翌日でも瑞々しさが保てます。

ステップ2:豆に”切れ目”→2分茹で→薄皮を剥く

これがフレンチ流の真骨頂です。

  1. そら豆の黒い筋(おはぐろ)の反対側に、包丁で1cmほどの切れ目を入れる
  2. 沸騰した湯(1Lに塩10g)で2分だけ茹でる
  3. 茹で上がったら氷水へ→30秒で引き上げる
  4. 切れ目から指でつまむと、中の豆がツルッと飛び出す

この「切れ目」が魔法のひと手間。剥く時間が3分の1になり、しかも豆の形が崩れません。慣れれば1人前(約15粒)が3分で薄皮剥き完了します。

👉 道具: ストウブ ピコ・ココット ラウンド 16cm(Amazon)
少量の豆を均一に茹でられる小型の鋳鉄鍋。湯量・塩分濃度のコントロールがしやすく、家庭の”プロの仕込み台”になります。

ステップ3:仕上げに”バター・チーズ・オイル”のいずれか

剥いた豆をそのまま塩で食べるのもいいですが、フレンチ流に少しだけ手を加えるなら――

  • バター:温かいうちにひとかけ。塩は粒の大きいものを少量
  • パルミジャーノ:すりおろして上からふりかける(即・前菜になります)
  • オリーブオイル:質の良いものをひと回し、黒胡椒で

👉 仕上げ: パルミジャーノ・レッジャーノ 24ヶ月熟成 200g(Amazon)
DOP認定の本物のパルミジャーノ。すりおろした瞬間の香りで、家庭料理が一気にビストロの一皿に変わります。

👉 仕上げ: アルドイノ EXVオリーブオイル フルクトゥス 250ml(Amazon)
リグーリア州の老舗が作る、果実味のあるオリーブオイル。仕上げのひと回しで、そら豆の青い香りが立ち上がります。

ひと手間の積み重ねが、家庭料理を”自分の店の味”に変えていきます。

今日からできる具体アクション

今日のスーパーで選ぶコツ

  • 莢が鮮やかな緑色でハリのあるもの
  • 莢の表面にうぶ毛がしっかり残っているもの
  • 重量感のあるもの(中身が詰まっている証拠)

今日の食卓に並べる組み合わせ提案

  • 茹でたそら豆+発酵バター+粒の塩 → 白ワインのアペロに
  • 茹でたそら豆+パルミジャーノ+黒胡椒 → パスタの前菜に
  • 茹でたそら豆+ベーコン+少量の生クリーム → 「フェーブ・オ・ラルドン」フランスの定番料理に

まとめ

そら豆を「ふーん」で終わらせるか、「これ美味しい!」と家族の声を引き出すか。たった2分の薄皮剥きが、その分かれ目です。

  1. 莢から出すのは茹でる直前
  2. 切れ目を入れて2分茹で→氷水30秒→薄皮を剥く
  3. バター・チーズ・オイルで仕上げる

シンプルが一番美味しいと思う!

そら豆の旬は本当に短いです。スーパーに並ぶ今のうちに、ぜひフレンチ流の薄皮剥きを試してみてくださいね。家族の反応が変わる瞬間は、料理を作る側にとって何より嬉しいものです。

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シェフについて

こんにちは。このサイトでは主に古典的なフランス料理を中心に発信していきます!
フランス料理はなかなか堅苦しいイメージが取り払われないジャンル!
だからこそわかりやすく発信したいと思います。

簡単に僕の経歴が↓
19歳から25歳 
都内の五つ星ホテルに就職
25歳から30歳まで。
渡仏し、ミシュランレストランで働きながら、身体でフランス文化を体験する。
30歳から33歳まで。
都内のラグジュアリーホテルで副料理長を経験する。
現在は都内のビュッフェレストランに勤務。





YouTubeではフランス料理を中心とした家庭でできる簡単フレンチレシピをご紹介!
https://bit.ly/2XEAQuu

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