安くてヘルシー、でも「パサパサして苦手」。鶏むね肉のいちばんの悩みですよね。その悩み、フレンチの「ピカタ」がきれいに解決してくれます。
「鶏むね肉はパサパサする」——原因は“火”と“水分”
鶏むね肉は脂肪が少なく、水分の多い部位です。加熱するとタンパク質が縮み、その水分がギューッと押し出されてしまう——これがパサつきの正体です。
裏を返せば、①水分を逃がさない ②火を入れすぎない。この2つさえ押さえれば、むね肉は驚くほどしっとり仕上がります。そして、その両方を一度に叶えてくれるのがピカタなんです。
ピカタが“しっとり”を生む理由
ピカタは、肉に薄力粉をまぶし、卵の衣をまとわせて焼く料理。この卵の衣が、焼いている間に肉の水分が蒸発するのを防ぐ「ふとん」の役割を果たします。さらにチーズ入りの衣がコクとうまみを足してくれる。パサつきの原因(水分の蒸発)を、衣がそのまま解決してくれるわけです。むね肉とピカタは、理屈のうえで最高の相性なんです。
材料(2人分)
- 鶏むね肉 1枚
- 塩 適量
- 薄力粉 適量
- バター 適量
- オリーブオイル 適量
衣
- 卵 2個
- パルメザンチーズ 大さじ3
ソース
- 白ワイン 約大さじ6
- ケーパー 大さじ4
- バター 30g
- 塩 適量
付け合わせ
- レモン(くし形切り)
- ベビーリーフ 適量
作り方
- そぎ切りにする:むね肉は繊維を断つように、厚みを均一にそぎ切り。これだけで火通りがそろい、やわらかくなります。
- 塩は焼く直前:早く塩をすると浸透圧で水分が抜けます。焼く直前にふりましょう。
- 薄力粉 → 卵衣:薄く粉をはたき、パルメザンを混ぜた卵液をたっぷりまとわせます。粉が“のり”になって衣が密着します。
- 弱めの中火で焼く:オリーブオイルとバターで、卵衣が焦げないよう弱めの中火。置いたら30秒は触らないこと。固まる前に動かすと衣がはがれます。
- 両面を色づける:返してもう片面も。中心は余熱で火を入れるイメージで、焼きすぎない。
- ソースを作る:同じフライパンに白ワインを入れてうまみをこそげ、ケーパーとバターでまとめ、塩で味を決めます。
- 盛り付け:ベビーリーフを添え、ソースをかけ、レモンを搾って完成。
しっとり仕上げる3つのコツ(まとめ)
- そぎ切り+厚み均一:繊維を断ち、火通りをそろえる
- 塩は直前:水分を逃がさない
- 卵衣はたっぷり:蒸発を防ぐ“ふとん”にする
今回使った食材(Amazon)
- ケーパー(酢漬け):TP ケーパー 100g×3 瓶
- パルメザンチーズ:クラフト パルメザンチーズ 80g
動画で見るともっと簡単です
焼き加減や衣のまとわせ方など、コツは動画で見るのがいちばん分かりやすいです。
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