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フレンチのコースは何で一皿ずつ❔

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フレンチを食べる時って、一皿一皿出てくるよね?あの時って高級感は感じるんだけど、何であんな事するの❓

そうだよね!人によってはあれだとお腹にたまらないって人もいるからね!でもあれには理由があるんだよ!

こんにちは.naoです!

 

今日はフランス料理の提供の仕方ですね!

 

確かにあの提供の仕方に疑問を抱いてる方は多いのではないでしょうか?

 

その理由は⁉︎

それは作ってる僕達料理人が、1番最高の状態で食べて欲しいからなんだよ!

当たり前だけど、お客さんに温かいは料理は温かく、冷たい料理は冷たいまま食べて欲しいよね!

 

その為に僕達料理人はお客様ごとに、味を調整しながら一皿ずつ作っているんだよ!

 

調整ってどういう事?

もしそれが初めてくるお客様だったら、その時に飲んでいるワインなどを参考にして、料理の味を1人1人変えていくんだ!

 

もしサービスさんとの会話から、味が薄めが好みとか、食塩を控えているなどの情報があればその都度味を調整する!

 

常連さんがきてくれた場合はある程度好みはわかっているはずだよね?その時はお客様の好みの味になるように味を調整していく!

 

そうした空間作りが僕達料理人の仕事でもあり、サービスさんとのチームワークでもあるんだよ!

その提供の仕方はロシア式サーヴィスと呼ばれているんだ!

何でロシア式❔フランス料理でしょ?

そもそもフランス料理は1800年代後半まで、提供の仕方が今とは全く違っていました!

 

〜西暦1800年くらいまで!

 

現在の立食パーティー形式のようなもので、ゲストは着席しています。

 

全て一度に出されるので、冷めてる料理があったりして美味しく食べれるものではなかったはずです。

 

その頃にロシアの政治家がフランス大使として派遣された時にサービスの仕方を紹介してくれました。

 

それがロシア式サーヴィスです!

 

美味しく食べれるサーヴィスの仕方を伝えてくれたからこそ、僕達は美味しい一皿を味わうことができてい

ます!

まだそのサーヴィス方式が始まってから200年ちょっと!

 

歴史の移り変わりを感じながら、美味しく、楽しく、フランス料理を味わいましょう!

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シェフについて

こんにちは。このサイトでは主に古典的なフランス料理を中心に発信していきます!
フランス料理はなかなか堅苦しいイメージが取り払われないジャンル!
だからこそわかりやすく発信したいと思います。

簡単に僕の経歴が↓
19歳から25歳 
都内の五つ星ホテルに就職
25歳から30歳まで。
渡仏し、ミシュランレストランで働きながら、身体でフランス文化を体験する。
30歳から33歳まで。
都内のラグジュアリーホテルで副料理長を経験する。
現在は都内のビュッフェレストランに勤務。



noteでは地球環境を考えた食材のレシピを発信します。

https://note.com/metarial2000

YouTubeではフランス料理を中心としたレシピをご紹介!
https://bit.ly/2XEAQuu

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